先週リリースされたOpenLMバージョン4.6では、3つの石油産業関連のアプリケーション(Kingdom、Harmony、Petra)において「Save&Close(保存して閉じる)」の機能を有効にする新しい拡張機能が導入されています。
「Save&Close(保存して閉じる)」は、OpenLMが企業や組織にライセンスの管理と使用状況を改善するために提供するいくつかの機能の1つです。基本的に、アイドル中のライセンスをこの機能の名称が示すように、プロジェクトが自動的に保存されてから、アプリケーションが閉じられ、ライセンスがリリース後に回収され、他のユーザーが使用できるようにライセンスプールに戻す機能を果たします。
この動作のメカニズムは単純です。OpenLMは、軽量のOpenLM Agentコンポーネントを介してユーザーのマシン上のアプリケーションを追跡します。アプリケーションが事前に定義された時間、アイドル状態にあることをOpenLMが認識すると、管理者はアプリケーションを手動または自動で閉じるオプションを使用できます。
以前は、この「Save&Close(保存して閉じる)」の機能は、MATLABやArcGISなどのオープンSDKを備えたアプリケーションでのみ使用可能でした。
何社かのお客さまは、Kingdom、Harmony、Petraプラットフォームに同じ機能が実装されることをご希望でした。最近、弊社のお客さまのさらに一社が弊社と願いを共有されました。
顧客との初回の会議の後、顧客のニーズと、顧客が処理したい特定のアプリケーションをよりよく理解することができました。
「Suspend&Resume(中断と再開)」と呼ばれる別のリモートクローズ機能を提供しています、、お客さまにとって最適な手段でないことがわかりました。ライセンスをプールにリリースする確実な方法が必要であり、プロセスを完全に自動化すると同時に、ユーザーの現在の作業を保存する必要がありました。
「Save&Close(保存して閉じる)」の機能を他のプラットフォームに拡張する必要があることは明らかであったため、開発チームを集めてブレインストーミングセッションを行いました。いくつかのアイデアが浮かび上がったた後、弊社の開発チームは最終的に、使用する特定のテクノロジーセットを決定し、簡単なPOCを組み立てました。
開発チームはそれが可能であることを知っていましたが、ソリューションをテストするためにお客さまの支援も必要でした。
幸いなことに、お客さまは協力的でした!彼らは私たちのために特別な環境を用意しました。私たちはリモートで接続し、多数のオンサイトテストを実行できることになりました。(必然的なことですが、これに先立ち、セキュリティと支払いに関する膨大な書類に署名することに同意しましました。 🙂 )お客さまには、アプリケーションを使用してライセンスを回収する方法を教授していただきました。ライセンスを開発中にそれを試すことができました。
アプリケーションごとに特定の拡張機能を開発し、新しい技術を実装することができました。
これには、各アプリケーションの構造に関する非常に深い「洞察」と分析が必要でした。必要なすべてのコンポーネントをマッピングした後、正確なソリューションを開発するために必要なものを正確に把握しました。
いくつかの開発サイクルがありました。各サイクルの後、テストのために拡張機能を現場のマシンに展開しました。
お客さまは、Kingdom、Harmony、Petraアプリケーションの「Save&Close(保存して閉じる)」の機能を、手をわずらせず自動的に使用できます。お客さまのご希望が叶いました。
所属される自分の組織や企業でこの拡張機能が必要でしょうか?それとも、それとも御社には御社自身の特別なご希望を実現したいとお考えですか?
弊社までお気軽にお問合せください。ライセンス管理の夢を実現させるお手伝いをさせていただければ幸いです。