Esriのアプリケーションにおける実際の使用データが明確に

弊社はさまざまなエンジニアリングソフトウェアベンダーにおける実際のライセンスの消費に継続して注目しています。 Autodesk およびDassault Systèmes,の主要アプリケーションをレビューした後に人気の地理情報システム(GIS)マッピングソフトウェア類を開発している ArcGISのデベロッパーによるEsriを検証しています。

弊社は提供しているライセンスサーバーのログやライセンスファイルの分析用のインターフェイスである OpenLM License Parserを経由して数百以上の組織から匿名の使用データを収集してきました。 これはライセンスの使用パターン、統計データに特化した無料のオンラインツールであり、利用できるライセンスの有無、ライセンス取得の可能性を調査します。

弊社はさまざまな組織の多様な使用データに基づきEsriの人気の ArcGIS アプリケーションにおいてライセンス使用のデータを検証しました。 そして次にあげる4つの主要な使用データのカテゴリーを選択しました。

    1. 平均セッション時間
    2. ユーザーごとの1日あたりのセッション
    3. ライセンスデナイアルの割合
    4. 使用総計

Esriの主要アプリとエクステンションは下記のようにまとめられます。(すべての Esri 製品の試用データは ここでご覧いただけます。)

:

Esriのアプリ

平均セッション時間 (単位時間)

  1. ユーザーごとの1日あたりのセッション
  1. 時間あたりのライセンスデナイアル
  1. 使用総計割合

ArcView

2:28

6.59

0.59

20.08%

ArcEditor

2:38

6.71

0.99

17.03%

3DAnalyst

3:33

7.89

0.60

28.70%

Spatial Analyst

2:36

6.41

0.53

22.56%

Network Analyst

2:50

10.58

0.96

21.6%

StandardEngine

2:30

3.07

0.31

14.05%

ライセンスを管理している管理者およびIT担当部署の方々に上にあるベンチマークデータと使用データを比較するよう強くお勧めいたします。 それが Esriのソフトウェアのライセンスに使用の余力があるかどうか確認する手段です。

次回はMathWorksの主要アプリのライセンス使用データについて説明します。

また、その他のエンジニアリングアプリケーションのライセンスの使用のベンチマークを含む弊社の報告書(リンク先英文)をダウンロードしていただけます。