概要
“ネットワーク ネームド ライセンシング” とは FlexLM のライセンス配布形式のひとつでその組織であらかじめ決められた人々がある一定量のライセンスが提供されるものです。 このタイプのライセンシング(ライセンスの配布・提供)はFlexLM のオプション ファイルのフローティング ライセンスで 適用される ‘INCLUDE’ の制限より典型的に格安です。
その仕組みは?
この方式においては特定のフィーチャーに使われるライセンスの数はライセンスファイルのINCREMENT あるいは FEATURE のラインで“USER_BASED”としてマークされます。 これがライセンスプールごとに行われます。( ‘asset_info’ インデックスとしてマーク) 下記にある顧客の Matlab の例をご覧ください。
INCREMENT MATLAB MLM 31 01-jan-0000 XX XXXXXXXXXX\\
VENDOR_STRING=vi=0:at=276:ae=1:lu=300:lo=NNU:ei=XXXXXX:lr=1: \\
HOSTID=ID=123 USER_BASED=5 DUP_GROUP=UH sort=90 asset_info=123 \\
ISSUED=XXXX BORROW=720 NOTICE=product=MATLAB SN=123 \\
SIGN=”XXXX XXXX … XXXX”
オプションファイルでちょうど5人のユーザーを含むグループが定義されます。
GROUP NNU_MATLAB_USERS User1 User2 User3 User4 User5
さらにオプションファイルに沿って、 User1、…User5のユーザーにライセンスを確保するようINCLUDE ラインが追加されます。
INCLUDE MATLAB:asset_info=123 GROUP NNU_MATLAB_USERS
制限
ネットワーク ネームド ライセンス(「USER_BASED」)を使うことにより、制限は、オプションファイルの編集に適用されます。つまり、利用者は同意した時間内ではオプションファイルに変更を加えないとした契約によって制限を受けます。この制限の背景にある論理的な根拠は、頻繁なオプションファイルの変更がネットワーク ネームド ライセンスをより高価なフローティングライセンスに効果的に変更させることにあります。
OpenLMをまだ使用していない方はダウンロードのページよりダウンロードしてください。
BrokerとAgentはオプショナルです。試用にあたりいかなる場合でもご購入の義務は生じませんのでお気軽にお試しください。