サーバー上でOpenLM Applications Managerを実行するための最適ハードウェア設定要件の説明です。
次の通り推奨いたします。
- VMネットワークコントローラーが各ネットワークカードで利用可能でなければなりません。
- 毎秒チェックアウトチェックインを複数実行するコンパイラーのため、本書の終わりのテーブルで指定された物より25-50％以上高いハードウェア仕様をお勧めします。
例:
- VM管理者はホストサーバーが要求されるリソースを収納可能か確認してください。
- DBクエリで低パフォーマンスが見られる場合、ディスクの空き状況（キュー等）をご確認ください。
- OpenLM ServerとDBは同じロケーションを強く推奨いたします。
- MS SQL Serverの下記推奨事項をご覧ください。
- MySQLにはサンプルの設定ファイルを提供しますが、Windows (my.ini) と Linux (my.cnf)、 貴社のDBAに修正してもらってください。
MySQL使用時の最適化 #
- 最新の5.7/8 MySQLリリースをご使用ください。
- 2. システムリソースをフル活用するためには、コンフィグファイル(my.cnf/my.ini)が現行の値で設定されなければなりません。そうしなければMySQLはホストマシンのリソースを良く活用できないでしょう。いくつかの設定を推奨します。あなたのシステムサイズに応じたZIPで圧縮したコンフィグファイルの提案を次の通りにさせて頂きます。
4GB_2Cores_Windows
8GB_4Cores_Windows
16GB_8Cores_Linux
16GB_8Cores_Windows
24GB_8Cores_Windows
MS SQL Server使用時の最適化 #
1. 下記メンテナンス計画を実行する必要があります。
- 定期的な統計更新
- 定期的なIndexesDBAsのリビルドや再組織化などの貴社メンテナンスポリシーをOpenLM DBにも適用する必要があります。存在しなければ、公的パッケージが適用可能です。
2. Windows上のMSSQL専用推奨メモリ割り当てはマシン合計メモリの80％を超えないようにしてください。
3. OpenLMデータベースはis_read_committed_snapshot_onパラメーターをセットしないといけません。
確認方法:
SELECT is_read_committed_snapshot_on FROM sys.databases
WHERE name= ‘YourDatabase’
設定方法:
DECLARE @sqlCommand varchar(1000)
DECLARE @db_name varchar(50)
SET @db_name = ‘YourDatabase’
SET @sqlCommand = ‘ALTER DATABASE ‘ + @db_name + ‘ SET ALLOW_SNAPSHOT_ISOLATION ON ‘
EXEC (@sqlCommand)
SET @sqlCommand = ‘ALTER DATABASE ‘ + @db_name + ‘ SET SINGLE_USER WITH ROLLBACK IMMEDIATE ‘
EXEC (@sqlCommand)
SET @sqlCommand = ‘ALTER DATABASE ‘ + @db_name + ‘ SET READ_COMMITTED_SNAPSHOT ON ‘
EXEC (@sqlCommand)
SET @sqlCommand = ‘ALTER DATABASE ‘ + @db_name + ‘ SET MULTI_USER ‘
EXEC (@sqlCommand)
4. より良いパフォーマンスのため、別の論理ディスク（ある条件下では物理ディスク）に、tempdb、データベースやログファイルのインストールをお勧めします。
堅実なインストールは下記のとおりです。
- 1- tempdb データ用ディスク(ssd設定推奨)
- 1-システムDB用ディスク (msdb, model, master)
- 1-全ログ用ディスク (tempdbログ含む)
- 1-全DBデータ用ディスク
5. tempdbは非常に重要な役割を持ち、全パラメーターや仮テーブルを保持し、ソートや集計の実行などをします。tempdbデータファイル数はプロセッサー数と同じにするのがお勧めです。– 最大8 (それ以上にしても効果はありません。逆にマイナス効果になるかもしれません)。
6. データベースファイルのAutogrowth（自動成長）ユニットはデフォルトで１％に設定されていますが、危険です。レコードサイズで掛け算された予測成長に基づき、MBユニットを使用するのが実践では良いです。どの場合でも、ディスクサイズのアラート設定を推奨いたします。
7. ログサイズをあらかじめ設定する事を推奨いたします。
8. クラッシュ後の再開を可能にしたり、ログファイルの成長をコントロールするために、定期バックアッププログラムを推奨いたします。データベース圧縮は良くないので推奨いたしません。
