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OpenLM Softwareコンポーネントの関係性と役割 #
コンポーネント | 説明 |
---|---|
OpenLM Server | 本体。各コンポーネントからのデータをデータベースに保存してEasyAdmin(ブラウザUI)にてレポート表示する。EasyAdminは同じネットワークからURLでアクセス可能。 |
Identity Service | OpenLM SoftwareのブラウザUIへのアクセスを制御し、各コンポーネントとOpenLM Server間の認証を行う。OpenLM Softwareのユーザーアカウント管理とセキュリティ。独自のデータベース。 |
Broker | ライセンスマネジャーのあるマシンにインストール。 ライセンスマネジャーのログやアウトプット(ライセンス使用情報)を読み込みOpenLM Serverへデータを送る。Applications Managerとの連携目的時には、ライセンスマネジ ャーのあるマシンではなく、どのマシンでもインストール可能。5090のブラウザーUIも持ち、他マシンからの設定も可能。 |
DSA | アクティブディレクトリからエンティティ(ユーザー・グループ)データを取得し、DSSへデータを送る。LDAP同期の前線。 |
DSS | DSAから取得したアクティブディレクトリのエンティティ(ユーザー・グループ)データをDSSの独自データベースに保存し、OpenLM Serverのデータベースと同期する。LDAP同期の中継。 |
Agent | 各エンドユーザーのワークステーションにインストール。目的はアイドル時間の監視およびアイドル時間経過によるライセンスの自動回収等。スタンドアロンのソフトも監視可能。OpenLM Serverへアイドル時間やワークステーション情報を送信。EUSへライセンス自動回収のデータを送信。 |
End User Services (EUS) | 複数のAgentを束ねるブラウザーUI。ライセンス使用情報やプロジェクトの選択をエンドユーザー側で行う。OpenLM Serverから使用情報やプロジェクトのデータを取得する。 |
Reports Scheduler | EasyAdmi(ブラウザUI)上の定型レポートやCSVデータをスケジュールした日時にEメールで送付。社内SMTPやクラウドSMTPに対応。 |
Applications Manager | Agentとからの情報を束ねてBrokerを通してOpenLM Serverに使用情報を送信。ライセンスマネジャーを疑似する。スタンドアロンのソフトも監視可能。ルールや上限数の設定により、Agentにユーザーがアプリケーションを開くのを妨げる命令も出せる。 |
DSSやDSAは負荷(エンティティ数)を考慮した場合、OpenLM Serverマシンと同じマシンにインストールするのはマシンの性能が高くない場合避けた方が良い。
基本的に、OpenLM Server, Identity Service, End User Service, Reports Scheduler, Broker&ApplicationsManagerは同じマシンの方がわかりやすい。