OpenLMはエンジニアリングおよび科学的なCOTS(カスタム・オフ・ザ・シェルフ)ソフトウェアのライセンスを管理することを目的として設計されていますが、多くの利用者の皆さまには少なくとも1つ、時には多くのカスタム・ソフトウェアツールがあります。このようなカスタムソフトウェアは通常、ライセンス契約によって保護されていますが、コンプライアンスを単純にするための正式なライセンスマネージャー用のアプリケーションはありません。OpenLMは、このカテゴリに属するソフトウェアを使用することができ、名称を「unmanaged software(非管理ソフトウェア」であるとしています。また、通常の製品による管理対象外のソフトウェアを管理するためのソリューションとして弊社の製品であるOpenLM App Managerを提供します。この製品は、ライセンス管理者に、ソフトウェアアプリケーションの使用状況をモニタリング、および制御し、その使用状況に関する正確なデータを収集できるようにするとともに、ベンダーさまとの契約違反のリスクを発生させたり、不必要なコストを発生させたりする過剰使用を制限します。
App Managerが主に提供するものは、会社のソフトウェアの割り当てポリシーを自動化する手段です。AutoDeskなどのOpenLM Core製品によって管理されている製品、および市販されているがAdobe Acrobatなどのエンジニアリングソフトウェアファミリには含まれていない製品が対象です。唯一の要件は、ソフトウェアが実行可能(つまり、* .exeファイル内にある)であり、App Managerが任意のソフトウェアを制御できるプロセスがあることです。
何を制御できるのか? それはアクセス
ライセンスが付帯するかどうかにかかわらず、利用者の皆さまの環境の正確な仕様に適合するように、すべてのソフトウェア製品のアクセシビリティーを調整することができます。これは、ソフトウェアのバージョン、所在場所、および時間による使用と消費を許可または拒否するように設定したパラメーターによって実行されます。
例えば:-
- 特定の場所の通常の勤務時間に制限することができます。
- ボストンとニュージャージーのピーク使用時間であるため、英国のユーザーへのアクセスを15:00〜18:00 ESTに制限することができます。
- 複数のソフトウェアバージョンを同時に実行しているユーザーグループの特定のソフトウェアのバージョンに制限することができます。
- 他のユーザーを拒否したり、アクセスを制限したりして、特定のグループへのアクセスを許可することもできます。(優先度を付けるので)
何を把握できますか?それは 使用状況
次に、ライセンスの消費量を測定して管理し、そのような使用量について正確な値を取得することもできます。これはライセンス管理者がいるソフトウェア製品であっても、どのライセンスが使用されたか、時間、トークン、または他の手段で消費されたかについてのベンダーの見識によらず、本当の状況を使用者の皆さまの提供するので非常に役に立ちます。独自に構築されたソフトウェアの場合、これは理想的です。なぜなら、ソフトウェアの使用方法の見解が提供され、使用方法を節約する方法を特定するからです。これは、管理する必要があるソフトウェアのポリシーとビジネスルールを定義するためににも役立ちます。
フィーチャーレベルでの管理とモニタリング
カスタム構築されたソフトウェアの課題の1つは、APIを使用して独自のライセンスを持つフィーチャーを含めることができ、PDFを生成するためにAdobe Acrobatなどの製品を呼び出すことができます。このようなカラスおよびインターフェイスは、契約にない製品との契約に費用を発生させたり、契約に準拠しないことさえあります。また、これらの状況を管理するビジネスルールを設定することもできます。
総合的な利点
驚くべきコストの増加を招くおそれのある過度の消費を制限または防止しします。
これは、カスタム構築されたソフトウェアがトークンライセンス経由で管理されているAutodesk社の製品を呼び出す場合に発生する可能性があります。各ライセンスの呼び出しは、合計トークンライセンスの年間購入額を上回ってしまい、年間を通して使用できなくなる可能性があります。ライセンスサーバーからの呼び出しには1分間の使用で足りる場合がありますが、少なくとも8分に該当する1トークンが必要です。これは設計上の欠陥であり、カスタム構築されたソフトウェアに変更が必要な場合があります。
ピーク使用時にデナイアル(拒否)を減らす、または回避する
これは、ライセンスマネージャーを含めても、すべてのソフトウェアに共通する問題です。ここでは、時間と場所のパラメータを使用して、必要なときにソフトウェアを最も必要とする人に提供することを確保する方法があります。あなたは、特定のグループまたは単一のユーザへのニーズを調整することさえできます。
適切なバージョンのみを使用する
複数のバージョンが同時に動作している場合は、アクセシビリティを調整して、製品の一部または全部に対するユーザーのアクセスを許可または拒否することができます。たとえば、AutoDeskの呼び出しが特定のプロジェクトのユーザーにとって不可欠であるとします。私たちが不必要な消費と認識した問題によってAutodeskにアクセスするユーザーを防ぐために、設計の変更を実装しました。ただし、少数のユーザーまたはスーパーユーザーのために以前のバージョンを保持しています。該当するユーザーはこの特定のバージョンにアクセスすることができます。さらに、ワークステーションやラップトップで実行されている不正なソフトウェアの取得を把握して報告することもできます。
コスト削減とコンプライアンス違反の回避
ベンダー/開発者側の義務に依存するのではなく、カスタム製品を稼働させるための真のコストと使用するために支払うべき対価が把握できます。API、および他のライセンスソフトウェアへの呼び出しがある場合、これらのリンクを作成する際に発生するコストを管理することができます。
お望みの通りにソフトウェアを正確に管理する
ビジネスモデルとバリュープロポジションに合った、ライセンスの割り当てと管理を希望する方法で制御する権限があります。状況に応じてルールを柔軟に変更することもできます。
包括的なリポート
制御したいソフトウェアで何が起こっているかを正確に示すリポートを生成することができます。利用者の皆さまの現在のニーズはカスタム製品になりますが、使用環境にあるすべてのソフトウェアに利用できます。
App Managerの使用に必要なもの
App Managerを使用するためには、まずOpenLM Coreをインストールする必要があります。OpenLM Brokerもダウンロードする必要があります。(Broker自体は無料ですが、別途ライセンスが付帯します)各ワークステーションがの挙動をデータで確認するためには、各ステーションにOpenLM Agentをインストールする必要がありますが、実装する制御のレベルによってその必要性は異なります。
App Managerの動作の詳細については、以下のショートビデオをご覧ください。
https://vimeo.com/263134305 または https://www.youtube.com/watch?v=s8G1DqL1GBU
また、詳細な情報についてはウェブセミナーを開催しています – https://www.openlm.com/webinar-registration/
詳しいアドバイスやコンサルタントとのディスカッションについては、当社のウェブサイトお問い合わせよりお気軽にお問い合わせください。